自分の若いころは・・・

おだやかに機嫌よく過ごすライフコーチの十条らいふです。

最近の若い人をみて

「自分の若いころはな・・・」

と言いたくなることがあります。

昔は、風邪で少しぐらい熱があっても
休めない空気がありました。

熱ぐらいなんだ、と。
会社の仕事というのは
従業員の健康なんかより
もっと重要なものなんだと。

いま思えば信じられませんが
実際に熱があっても出社して
冷えピタを額に貼って
仕事をしている先輩もいました。

熱があっても会社に来るのは
それだけのロイヤリティを示せば
会社も従業員の面倒を一生みてくれるという
保障ができた時代だったからです。

いまは時代が違います。

会社が従業員の一生を保障できるほど
安定を担保できませんし

健康状態が良くない状態で
無理に仕事をしても
パフォーマンスが上がらない。
ならば早く休んで治すべきという
合理的な考え方も浸透しています。

なのですが
しんどい思いをしてきた
若い頃の自分と
いまの人を比較してしまうと
心が穏やかでなくなります。

恵まれていない人は
恵まれている人を嫉妬する。

これはどうしようもない心理ですが
自分と他者を比較するから
そうなってしまうのです。

そういうときは
自分の現在と過去を比較すると
良いです。

過去の自分と
いまの自分を比較すれば

以前よりもずいぶん
恵まれているなと思うはずです。

時代が良くなったなと
感謝する気持ちが生まれます。

他者と比較して
ストレスを抱えるよりも
自分の過去と現在、現在と未来を
比較すると良いと思います。