執着する対象は

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ブログ

「執着」とは

『ある物・事に強くひかれ、深く思い込んでどうしても忘れ切れないこと。』
引用:Oxford Languages

という意味です。

「こうでなければだめだ」と深く思い込んで
そこから離れられない状態です。

この学校に入らなければ
自分の人生はうまくいかない

このくらいの年齢なんだから
このくらいの年収はなくてはならない

この人に認められないと
自分の会社のポジションが危うくなる。
などなど。

執着が良い方向に働くと
目的達成の原動力になりもするのですが
執着してしまうと視野が狭くなります。

「東大に入って出世する」

これに執着していると
うまくいかなかった場合に
大きな欠落感が出ます。

東大にいかなくとも
出世できる方法はいくらでもあるし

出世だって
大企業に入って、部長か役員に昇進することだけではありません。

執着していることがうまくいかなかった場合
方向転換すればよいだけの話ですが

「~でなくてはならない」と思い込むあまりに
落ち込んでしまう。

ひどくなると自分を
「だめな人間だ」と否定してしまい
メンタルを病んでしまうことすらあります。

なかなかうまく行っていないときには
その対象が
本当にこだわらなくてはならないものなのかを
振り返ってみると良いと思います。

それって本当に手に入れないといけないもの?
そもそも出世しないと幸せになれないもの?

ほとんどの場合
執着する対象は他者の価値観です。

東大に入れば
安心して良い人生を歩むことができるという
価値観があるわけです。

自分のものではない価値観を
実現するために生きていく。

だとすれば
あまりにも物足りない人生ではありませんか。

自分の人生ですから
自分がどういう在り方であれば
納得して生きていけるのか。

その在り方によって
おだやかに機嫌よく生きていくことが
できればよいのではないかと思います。

自分自身を知る | コーチ探せる
自分の価値観や考え方の癖は、意外に自分ではわからないものです。自分の心のなかの棚卸しをするつもりで対話してみませんか。
タイトルとURLをコピーしました