おだやかに機嫌よく過ごすライフコーチの十条らいふです。
言ってあるはずなんだが
相手が動いてくれない。
マネジャのよくある悩みです。
以下は
ビジネススクールの組織行動論で
習ったことですが
マネジメントに携わる人は
誰もが実感するのではないでしょうか。
Said ≠ Heard
言ったからといって、聞いてもらえるわけではない。
Heard ≠ Listend
聞いてもらえたからといって、聴いてもらえるわけではない。
Listend ≠ Understand
聴いてもらえたからといって、理解してもらえるわけではない。
Understand ≠ Agreed
理解してもらえたからといって、賛成してもらえるわけではない。
Agreed ≠ Convinced
賛成してもらえたからといって、納得してもらえるわけではない。
Convinced ≠ Actiontaken
納得してもらえたからといって、行動してもらえるわけではない。
Actiontaken ≠ Achieved
行動してもらえたからといって、成し遂げられるわけではない。
最後の一文は
なかなか悲しいところではありますが
現実にはあります。
聞いたように見せておいて
やったふりをする
やったけれど
成果はでなかったという風に見せる
悲しいことですが
よくあることです。
そのような
形だけの行動でなく
本当に心から成し遂げたいと
思って行動してもらうには
相手の
感情を動かすことではないかと
思うのです。
そのためには
相手が
どんな価値観をもって
どんなことを考えて
なにに興味があって
どんなことに心が動くのか
を理解する必要があります。
そのために
ふだんから対話をする。
たわいのないことで
良いのです。
話をするというより
話を聞く。
徹底的に聞く。
その結果
信頼関係ができて
この人が言うことなら
しょうがないなあ
この人が言うことなら
やってみるか
という感情が生まれます。
人は感情で動きます。