陰徳を積むことの意義

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「陰徳を積む」という言葉があります。
人に知られずに善行を行うという意味で使われています。

中国の『易経』のなかに

「積善の家には余慶有り」
(善行を積み重ねた家は、子孫にも幸運が及ぶ)

という言葉があります。

つまり陰徳を積むと
その代わりに良いことが起きるという
ことを言っているわけですが

徳を積むということは
メリットデメリットを考えて
やるものではないと思うのですね。

というのはメリットを期待すると

「あれだけのことをやったのになにもない」

という不満が出てきます。

そうなると
心が穏やかでなくなってくる。

違うんですね。

陰徳を積む意義は
良いことを期待するのではなく

小さな達成感なんです。

なにもおおげさなことでなくて
良いのです。

玄関に靴が乱雑になっていたら
そろえるとか。

会社で乱雑に積まれている
ファイルがあったら
整理しておくとか。

誰からもなにも言われないかも
しれませんが

ああ今日もひとつ
よいことができたな、と
自分を認めることができる。

そうすると自己肯定感が上がります。

こんな小さな積み重ねが
穏やかな気持ちで過ごせる
ひとつの姿勢ではないかと思います。

今年もおだやかに機嫌よく過ごすための発信をして参ります。
よろしくお願い申し上げます。

自分自身を知る | コーチ探せる
自分の価値観や考え方の癖は、意外に自分ではわからないものです。自分の心のなかの棚卸しをするつもりで対話してみませんか。
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