スタンスを認める

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上司と部下の間で
仕事に対するスタンスの違いが
あるとお互いにストレスになることがあります。

上司は
会社を成長させなければならないと
思っている場合

部下は
会社の成長よりも
決まった報酬さえもらえばよいと
思っている場合

そんなとき
上司は部下のスタンスに物足りなさを感じます。

自身や会社が成長するにはどう行動したらよいのか
もっと自ら考えて動いてほしいと
思っているにもかかわらず

部下はツバメの子のように
口を開けて仕事を待っています。

一人前の社会人なら
自分で考えろよ、と
腹がも立ってきます。

こいつの考え方を変えてやらないとなどと
スタンスの違いを
無理に是正しようとすると
部下が反発したり
へたをすると
メンタル不全に陥る可能性もあります。

スタンスが違う人に対して
自分のスタンスを押し付けても
あまりいいことはありません。

スタンスが違う。
それはそれでよいのです。

北風のように無理にその外套をはぎとろうとせず
太陽にようにぽかぽかとしていれば良い。

自分のスタンスは言葉になって
現れます。

自分のスタンスを
北風のように
無理に強制するのではなく

「自分はこう思っているんだ」と
太陽にようにぽかぽかと語るだけ。

人によっては
その言葉を聞いて
外套を脱ぐひともいますし
脱がないひともいます。

それはそれでよいのです。
外套を脱ぐか脱がないかは
相手の課題です。

そこには踏み込まなくて良い。
アドラーの言う
「課題の分離」です。

自分のスタンスを自覚して
それを言葉にして現す。

おだやかにそれを語る。

自分のスタンスは押し付けず
おだやかに語るだけで良いのです。

自分自身を知る | コーチ探せる
自分の価値観や考え方の癖は、意外に自分ではわからないものです。自分の心のなかの棚卸しをするつもりで対話してみませんか。
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