主体性を養う

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部下から
「どうしたら良いでしょうか」
とアドバイスを求められたとき

上司は
自分の過去の経験値から
この場合はこうしたらよいよ
と答えを教えることができます。

部下は
「はいわかりました」
とその通りにやるので
仕事は滞りなく進みます。

仕事は待っててはくれませんから
時間をかけずに
すぐに答えを出すことが
早いのかもしれません。

ですが
せっかく考える機会があるのに
簡単に答えを教えてしまうのは
部下の成長機会を奪うことにもなります。

「どうしたら良いですか」
という問いは
主体性を欠いています。

どうしてよいかわからないから
上司に聞いて言われた通りにする。
この姿勢は他者に対する反応的な生き方です。

こういう人は
言われたことを実行して
うまくいかなかった場合は
言った人のせいにします。

部下に自分で考えて
自分の意思で行動する
という習慣をつけさせたいならば

間違ってもいいから
自分の考えで行動させることです。

この「間違ってもいい」
というリスクヘッジが大事なのです。

部下がやらかす間違いぐらいは
上司がある程度想定しておき
どう尻ぬぐいするかは準備しておくことです。

そして

「間違っててもいいから、まず自分が考えてやってごらん」
と考えることを促すことが大事です

知識が足りないために
どうしても答えがでてこなければ
参考にできる過去事例や資料を示して

「こんなやり方もあるよね」

と紹介します。

依存的な人は
その資料の通りにしようとする傾向がありますので

まずは資料を読んでもらい
どの部分が参考にできて
それをどう生かすのかを
聞いてみることが必要です。

こうしたことを繰り返すことで
「自分の意思で仕事を進める」という感覚を
養うことができます。
部下の主体性を養うことは上司の大事な仕事です。

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