これまでの人生で
何を学んできたかと問われて
明確に答えられる人は
そんなにいないのではないかと思います。
その人が学んで身についていることは
その人にとっては当たり前のことなので
ことさらに
「私はこれを学んで身に着けたのです」
とは思っていないからです。
学びがなぜ身に付いているか
それは学んだことが
実践されたからです。
逆に実践されない学びは
身に付きません。
高校生のときに
「微分・積分」を習いました。
ところが、私はその後の人生で
それを使う機会がありませんでしたので
いまではなんのことやら全くわかりませんし
説明もできません。
身に付いていないということです。
学びは実践を伴わないと忘れますし
ともすれば学んだことすら忘れてしまいます。
エビングハウスの忘却曲線というのがあって
「人は学んだことの74%を24時間以内に忘れる」
のだそうです。
ですから学んだことは
できれば24時間以内に
実践を通じてアウトプットしたいものです。
その繰り返しで学びが身に付きます。
どんなことを学んできたかを
振り返るときに
自分はどんなきっかけで
なにを実践をしてきたかを考えると
自分が何を学んだかを
認識できるようになります。
自分自身を知る | コーチ探せる
自分の価値観や考え方の癖は、意外に自分ではわからないものです。自分の心のなかの棚卸しをするつもりで対話してみませんか。