コンビニや公衆トイレなどに
「きれいに使っていただいてありがとうございます」
という貼紙があります。
「トイレを汚さないようにしましょう」
という目的で書かれているわけですが
このような否定的な表現は
なかなか受け入れられない傾向があります。
「汚す」には反応できますが
「ないようにしましょう」という
否定的な命令形は受け入れにくいのです。
ほかにも
・遅刻をしないようにしよう
・提出書類の期限に遅れないようにしよう
・仲間といさかいを起こさないようにしよう
といった否定的命令形は
逆効果になりえます。
・決められた時間に来て効率的な時間の使い方をしよう
・相手のためを思って提出書類は期限通りに出そう
・仲間と仲良くして楽しく過ごそう
といったように肯定的な表現にすると
受け入れやすい気がしませんか。
我々は幼いころから
「〇〇しちゃダメ」
という教育を受けてきているので
どうしても否定的な表現が口にでやすい傾向があります。
ですので
自分の言おうとしていることが
否定形でないかどうかをチェックして
肯定的な表現に直すとどうなるかを
考えてみるといいと思います。
自分自身を知る | コーチ探せる
自分の価値観や考え方の癖は、意外に自分ではわからないものです。自分の心のなかの棚卸しをするつもりで対話してみませんか。