目標はなくとも良い

おだやかに機嫌よく過ごすライフコーチの十条らいふです。

いろいろ願望があって
やれていないこともあると思います。

「いつかやろう」
と言っている間は
なかなか実現しません。

それがなかなか実現しないののは
心のどこかに

「ほんとうは実現しなくともよい」

という心理が隠れているのかもしれません。

過去と比較すると
変化が激しい時代ですから
実現したいことがあったとしても
長いスパンでみると
変化するのかもしれません。

私が学校を卒業するころは
銀行や保険会社など金融関係に
就職することが勝ち組でしたが
現在はご存じの通りの状況です。

むろん、金融関係に仕事をやってきて
よかったと思う人もいるでしょうけれども
まさか自分の入った会社が消滅するとか
人員整理の対象となるとは思わなかった
人もいるでしょう。

目指したことが
よかったのかどうかは
長い目でみれば
なかなか判断が難しいところです。

ですが
自身がどうありたいかという
判断軸があれば
いくら世の中が変化しようとも
自分がどう行動すべきか
意思決定することができます。

目指すべき具体的な目標がなくても
問題はありません。
大切なのは
いまここで起きていることに
真剣に取り組むことです。

未来というものが
存在しているわけではありません。
「いま」という刹那の積み重ねが
未来を作るのです。

夢や目標はなくても良いが
価値観や軸は大切にする。

それによって
未来が生み出されます。