自分を犠牲にして
所属している組織に尽くす。
このような姿勢は
以前は美談のように語られていましたし
組織が目指す方向、実現したいことに
心から共感して行動できていれば良いのですが
あまりにも犠牲が過ぎると
「こんなに頑張っているのに・・・(報われない)」
という思いがでてきます。
自分が犠牲を払っているのに
周囲はのうのうと
マイペースに動いているように見えてくる
「自分はこんなにしんどい思いをしているのに」
と思い始めたら危険信号です。
このような思考になったら
いったん立ち止まって
自分の心の状態や行動を
俯瞰してみることが大切です。
チームファーストとか
部下育成を優先するあまり
みんなのために我慢する
自己犠牲型のリーダー。
けっこう多いです。
私もそうでした。
表面的には
部下想いの上司と
評価されるかもしれませんが
その分疲弊するので
パフォーマンスが落ちるのです。
相手や周囲を優先してしまう
自己犠牲型の人は
「本当はこうあってほしい」
「こうしてほしいんだ」
ということを
なかなか伝えることができません。
リーダーとしての
責任を全うするには
何をどう伝えなければならないのか。
部下のためを思うならば
自分はどう行動しなければならないのか
見つめなおしてみると良いです。
さらには
自問自答するよりも
信頼できる人に
自分の言葉で語ってみると
より自分の思いの解像度が
高まります。
過度な自己犠牲は危ないです。
自分自身を知る | コーチ探せる
自分の価値観や考え方の癖は、意外に自分ではわからないものです。自分の心のなかの棚卸しをするつもりで対話してみませんか。