旅の目的はなんでしょうか。
出張など仕事上の目的があれば
別ですが
目的地に着くことだけではなく
目的地に行って帰ってくるまでの
プロセスそのものを楽しむことが
目的です。
-行く前にあれこれ計画を考える
-荷物の準備をする
-駅や空港での待ち時間
-移動中に見る風景
-旅先での食事
などなど。
一人旅やグループでの旅にかかわらず
行く前から帰ってくるまでのプロセスが楽しい。
旅とはそういうものです。
人生も同じではないかと思います。
そのつど目的地はあるけれども
振り返ってみると
目的に向かうプロセスがいちばん楽しい。
「あのときは夢中だったな」とか。
『大脱走』という映画を思い出します。
ドイツ軍の捕虜となった連動軍兵士が
トンネルを掘って、捕虜収容所から
大領脱走を企てる話です。
結果的に数名は成功するものの
ほとんどの捕虜は捉えられてしまうのですが
敵に捕らえられたリーダーのロジャー(リチャード・アッテンボロー)が
しみじみと話す
「思えばトンネルを掘っているときが幸せだったな」
という言葉。
これは負け惜しみではないと
思うんですね。
行きついた結果が
良かったか悪かったかよりも
そこに至るプロセスを味わうことが
大切ではないかなと思います。
自分自身を知る | コーチ探せる
自分の価値観や考え方の癖は、意外に自分ではわからないものです。自分の心のなかの棚卸しをするつもりで対話してみませんか。