不安な気持ちになっているとき
ほとんどの場合
未来のことに気持ちが向いています。
未来がどうなるのかは
実際のところわからないのですが
不安になる人は
ネガディブなこときが起きるのでは
ないかと想像してしまいます。
しかし
本当に未来を予測できるかというと
ほとんどの場合、その通りにはなりません。
私など
学生のころは
将来自分がどうなるのか
まったく想像していませんでした。
そもそもどうなりたいといった
明確な目標もなく
学校にも行かず
昼夜逆転の
怠惰な生活を送っていたので
きちんと毎朝起きて
出勤ができるのだろうか
朝起きられず
遅刻が続いて
すぐにクビになりはしないか
そんなことを心配していました。
それから三十余年経ち
この歳になるまで
どうやら大過なく仕事を続けることができました。
失業した時期もありますし
投資に失敗して
借金ができたこともありましたが
いまはなんとかなっています。
我々は先々起きうることについて
予測できるほど賢くはありません。
心配したことはほとんどは起きません。
起きたトラブルも
その場で対処すればなんとかなります。
それが頭ではわかっているのに
どうしても悲観的な未来を予想し
ストレスを感じてしまう。
そんな場合は
予測できない将来よりも
見えている目の前にある
現実をみて最善を尽くす。
すなわち
いまを一生懸命生きることです。
そうすると
見えざる手が救ってくれる。
私は実感としてそう感じてます。
自分自身を知る | コーチ探せる
自分の価値観や考え方の癖は、意外に自分ではわからないものです。自分の心のなかの棚卸しをするつもりで対話してみませんか。